- ファッションに関心がなかったため、いつの間にか周囲より地味でダサい服装になっていた
- 性格が地味で暗い、垢抜けていない
- 顔立ちが地味
地味・ダサさに関する劣等感を持っていて、日々つらい思いを抱きながら生活している人がいます。
一方で、かつて同じようなコンプレックスを持っていたが、それを完全に克服した人も存在します。
今回、クラウドソーシングサービスを活用して劣等感の克服体験談を1000件集めました。そのなかで、地味・ダサさに関する劣等感を克服したという体験談も多くありました。
ここではそれらを紹介していきます。
地味でダサい自分から脱却へ。垢抜けた人の体験談
Aさん(女性、悩んでいた時期:10代前半)
- かつてどのようなコンプレックスを持っていましたか?
- お洒落に目覚める年齢にも関わらず、ファッションに興味が無かったため私服がダサかった事。
- その劣等感によって、実生活でどのような影響が出たか教えてください。
- 同級生から裏でかなりバカにされていた。
- どのようにして、その劣等感を克服しましたか? 考え方をどう変えたか、どうやって気持ちを整理したかなどを具体的に教えてください。
- なるべく、自分が好きそうな服のファッション誌を読むようにしてそれをお手本に服を買ったりするようにしました。
- 劣等感を払拭するのに役立った周囲のアドバイス(言われた内容)などがあれば教えてください。
- 服に困ったら、マネキンの来ている服をそのまま買えばよいとおしゃれな女性からアドバイスされました。
- 今となっては当時の劣等感をどのように考えていますか?
- それがあったからこそ、今は逆にファッションが好きで楽しめる自分になれたかなと思っています。
- 当時の自分に言葉をかけられるとしたら、どのような言葉をかけたいですか?
- お洒落でいると周りの評価が高くなる事も事実なので出来る限り、小ぎれいに気をつけるようにしたほうが良い事を伝えたいです。
Bさん(男性)
- かつてどのようなコンプレックスを持っていましたか?
- 周りがおしゃれをはじめる中、自分は興味がないけれど、合わせないと思いながらダサい服を選んでしまったりしていた。
- その劣等感によって、実生活でどのような影響が出たか教えてください。
- 私服で外にでたくなくなった。
- どのようにして、その劣等感を克服しましたか? 考え方をどう変えたか、どうやって気持ちを整理したかなどを具体的に教えてください。
- きっかけはコレというのはありません。ただある時急に周りに振り回されて自分が窮屈なことをすることはない。自分が楽な格好でいればよいと思うと悩みを抜け出しました。
- 今となっては当時の劣等感をどのように考えていますか?
- 周りなんど関係なく自分が楽しむことを優先するべきで、悩むのがバカバカしいと想った。
- 当時の自分に言葉をかけられるとしたら、どのような言葉をかけたいですか?
- 自分のやりたいようにするのが一番。周りになど気にせずともよい。
Cさん(女性、悩んでいた時期:10代前半)
- かつてどのようなコンプレックスを持っていましたか?
- 一重瞼の小さい目に低い鼻という地味な顔立ちに天然パーマ。それに加えて貧乏家庭であった為、縮毛矯正やおしゃれな洋服も買えず、ダサくて地味な見た目のすべてがコンプレックスであった。
- その劣等感によって、実生活でどのような影響が出たか教えてください。
- 中学1年生のとき見た目が原因でいじめにあった。
- どのようにして、その劣等感を克服しましたか? 考え方をどう変えたか、どうやって気持ちを整理したかなどを具体的に教えてください。
- 中学時代はいじめられ家にこもり何日も泣いた結果、一生このままは嫌だと切り替えることが出来、とにかく見た目のことで何か言われても、面白く返すことに徹した。
次第にいじめもなくなり、友達がたくさん出来た。高校生になってからは、面白キャラを継続しつつ、
アルバイトで貯めたお金を、美容やファッションにつぎ込み見た目を磨き。友達も多く、彼氏もできて、劣等感を克服出来た。
- 劣等感を払拭するのに役立った周囲のアドバイス(言われた内容)などがあれば教えてください。
- 親から言われた、「いじめられるのは見た目じゃなくて、中身も暗いから。笑っている人の周りに人は集まる」という言葉
- 今となっては当時の劣等感をどのように考えていますか?
- 今となって、職場などで人間関係で悩むことがないのは、あの時の劣等感と向き合ったおかげだと思う。
- 当時の自分に言葉をかけられるとしたら、どのような言葉をかけたいですか?
- 何も悪くないよ!
ちゃんと楽しい未来が待ってるから大丈夫。
Dさん(女性、悩んでいた時期:10代後半)
- かつてどのようなコンプレックスを持っていましたか?
- 顔の表情が暗いことと、耳が少し悪いので言葉がこもっているらしくよくからかわれて笑われましたので、他人の前に姿を見せたり、話すことがとても嫌でした。
- その劣等感によって、実生活でどのような影響が出たか教えてください。
- よく中学・高校と登校拒否をよく起こしていました。
- どのようにして、その劣等感を克服しましたか? 考え方をどう変えたか、どうやって気持ちを整理したかなどを具体的に教えてください。
- 短大入学後、お化粧をするようになったら、化粧映えがするようになったので、周囲に少しほめられるようになり自信が少し持てるようになりました。それをきっかけに言葉も意識して滑舌をはっきりさせるようしなるべく高音で話すように努めることにより徐々にコミュニティに溶け込めるようになりました。
- 劣等感を払拭するのに役立った周囲のアドバイス(言われた内容)などがあれば教えてください。
- 実母は身びいきでしょうが「自分を美しいと思いなさい」といつも言ってくれていました。
- 今となっては当時の劣等感をどのように考えていますか?
- 誰も周囲に寄ってきてはもらえず、自分は皆に嫌がられる存在とずっと劣等感を持って生きていたことは本当に辛い日々だったと感じています。思い出したくもないことです。
- 当時の自分に言葉をかけられるとしたら、どのような言葉をかけたいですか?
- 少しでも、些細なことでも他人よりも秀でたものが見つかればとそれをきっかけに自分に自信が持てる、世界も広がるよと言ってあげたいです。
Eさん(女性、悩んでいた時期:10代半ば)
- かつてどのようなコンプレックスを持っていましたか?
- 母も姉も背が173cm以上あり、着飾らずとも華やかな容姿をしていた反面、私は身長が160cm程度しかなく、一重で田舎っぽい顔立ちだったため、とてもコンプレックスに感じていました。
- その劣等感によって、実生活でどのような影響が出たか教えてください。
- 目立たないように猫背になる、目が目立たないように厚めで長い前髪をしていました。また、ミニスカートなどかわいい服は着ることができませんでした。
- どのようにして、その劣等感を克服しましたか? 考え方をどう変えたか、どうやって気持ちを整理したかなどを具体的に教えてください。
- ある時、「自分が自分をカワイイ・キレイと思って愛してあげないと、自分以上に愛してくれる人なんかいないよ」と知人の大人に言われたことから、自分はカワイイんだと思い込み、鏡に向かって笑顔の練習をしたり、少しでもかわいく見える角度を研究したりしました。
- 劣等感を払拭するのに役立った周囲のアドバイス(言われた内容)などがあれば教えてください。
- 上記のように、知人の言葉で考え方が変わりました。
- 今となっては当時の劣等感をどのように考えていますか?
- 成長期は容姿がまだ変化の途中なので、そこまで深刻に落ち込む必要はなかったと思います。
実際、自信をもつようになって以来顔つきが変わり、大学生になる頃には「あの子は整形をしたんだよ」と同級生に言われるほどになりました。
- 当時の自分に言葉をかけられるとしたら、どのような言葉をかけたいですか?
- 自分はかわいくない、と思うその心が余計に自分をかわいくなくしているんだよ、自信をもって、と声をかけたいです。
Fさん(女性、悩んでいた時期:10代前半)
- かつてどのようなコンプレックスを持っていましたか?
- 一重まぶたで、地味な顔立ちという点です。
クッキリした目に憧れました。
- どのようにして、その劣等感を克服しましたか? 考え方をどう変えたか、どうやって気持ちを整理したかなどを具体的に教えてください。
- 化粧で、クッキリとアイラインを入れました。
そうすることで、細い目でも目力が出て、自分の顔を好きになれました。
- 今となっては当時の劣等感をどのように考えていますか?
- 取るに足らない、小さなことでした。
他人は私の顔を、それほど見ていませんから。
自意識の問題でした。
- 当時の自分に言葉をかけられるとしたら、どのような言葉をかけたいですか?
- 大丈夫、工夫次第で自分の顔も、けっこう変わるよ。
Gさん(女性、悩んでいた時期:18歳ごろ)
- かつてどのようなコンプレックスを持っていましたか?
- 地味で暗く目立たない大人しい、話し下手がコンプレックスでした。
- どのようにして、その劣等感を克服しましたか? 考え方をどう変えたか、どうやって気持ちを整理したかなどを具体的に教えてください。
- なるべくお洒落な服装に変えて別人になったと信じ込み振る舞いを変えました。
- 今となっては当時の劣等感をどのように考えていますか?
- 劣等感は持たなくて良いのだと気付きました。
- 当時の自分に言葉をかけられるとしたら、どのような言葉をかけたいですか?
- そのままの自分が一番美しい。
Hさん(男性、悩んでいた時期:20歳ごろ)
- かつてどのようなコンプレックスを持っていましたか?
- 大学に入り、みんながおしゃれになっていたので自分は場になじんでいるのだろうかと不安を感じていました。
- その劣等感によって、実生活でどのような影響が出たか教えてください。
- 友達が自分と仲良くしているのは、もしかしたら嫌々そうしているかもしれないという被害妄想が広がっていきました。
- どのようにして、その劣等感を克服しましたか? 考え方をどう変えたか、どうやって気持ちを整理したかなどを具体的に教えてください。
- 友人に相談したところ髪型や服装を中心にいろいろと教えてくれました。周りのおしゃれな人はこんなにいろいろ気を遣っているんだなと気づきました。そして、ワックスで髪を少し整えたり、おしゃれに見える服装の組み合わせを自分でも考えるようになり、いつの間にか自分が地味だという劣等感は感じなくなっていました。
- 劣等感を払拭するのに役立った周囲のアドバイス(言われた内容)などがあれば教えてください。
- 変わることを恐れていたら、ずっと恐怖を感じたまま。変わる恐怖は一瞬で終わるんだから、さっさと変えたほうがいいと友人に言われたことです。
- 今となっては当時の劣等感をどのように考えていますか?
- いつまでも二の足を踏むことはなかったように思います。
- 当時の自分に言葉をかけられるとしたら、どのような言葉をかけたいですか?
- 世界の見え方は、自分の鑑だということ。自分が卑屈でいれば世界もよどんだものになるし、逆に自分に自信が持てれば世界はキラキラして見える。だから一歩勇気を出してみるといいよ。
まとめ:地味・ダサさから垢抜けるには
最後に、垢抜けた人の体験談を踏まえ、「垢抜ける方法」をまとめます。
[box01 title=”垢抜ける方法・コツ”]- 【服装】自分の好みに合うファッション誌をお手本にして服を選ぶ。店で服選びに悩んだら、マネキンのコーディネートをそのまま買っても良い。おしゃれな服装に変えることで、別人になったと信じ込むことで性格面も明るくなれる
- 【化粧】女性の場合、一重まぶたの地味な顔立ちでも、くっきりとアイラインを引くことで印象ががらりと変わる
- 【表情】もし他人に馬鹿にされたら、見た目だけでなく中身も気を向けてみる。「笑っている人の周りには人が集まる」という体験談からも分かるように、まずは周囲が警戒しない態度・距離を狭めやすい表情を作ることで、徐々に周りの評価も変わることに気付く。鏡に向かって笑顔の練習もしてみる
- 【内面】自分に自信を持つことが多くのコンプレックスを消してくれることに気付く。そのためには、見かけや服装を変えることも重要なトリガーだが、それによって「自分は美しい」と思うことが重要
- 【発声】自分が滑舌よく話せる音域を探ってみるのもあり
- 【髪型】似合いそうな髪型を探してみたり、美容師さんに相談してみる
以上が地味・ダサさの劣等感克服の体験談と方法論になります。
心の整理には時間がかかるかもしれませんが、少しでもお役に立てればうれしいです。