人間関係

「声が小さい」という悩み、原因と改善方法を克服した人に聞いた。

  • 恥ずかしがり屋で人と会話するときにうまく声が出ない
  • 「もうちょっと大きい声で」とよく言われてつらい
  • 自分の言葉を自信を持って発信できない

声が小さいことに関する悩みを持っていて、日々つらい思いを抱きながら生活している人がいます。
一方で、かつて同じようなコンプレックスを持っていたが、それを完全に克服した人も存在します。

今回、クラウドソーシングサービスを活用して劣等感の克服体験談を1000件集めました。そのなかで、声が小さいことに関する劣等感を克服したという体験談も多くありました。
ここではそれらを紹介していきます。

声が小さい悩みの改善・克服体験談

Aさん(女性、悩んでいた時期:10代後半)

かつてどのようなコンプレックスを持っていましたか?
小さい声にコンプレックスを抱いてました。
当時は静かで孤立していたので、声を出せば笑い者にされていたので、話すことを拒んでおりました。
その劣等感によって、実生活でどのような影響が出たか教えてください。
高校で友達が出来なくなりました。
話さない奴として馬鹿にされておりました。
どのようにして、その劣等感を克服しましたか? 考え方をどう変えたか、どうやって気持ちを整理したかなどを具体的に教えてください。
声が小さくても音楽が大好きだったのでボイトレに通うことにしました。
発声とともに声は大きくなるし、性格も明るくなることができ、変わる事に四年くらいはかかりましたが友達から馬鹿にされることはなくなりました。
劣等感を払拭するのに役立った周囲のアドバイス(言われた内容)などがあれば教えてください。
ボイトレの先生です。
良い声持ってるんだから、みんなに聞かせてあげなさいと言われて少しずつ声が出せました。
今となっては当時の劣等感をどのように考えていますか?
声だけで馬鹿にされるなんて思いませんでした。
少しでもあの時いつもの倍声を出していれば高校で友達が出来たのかな?など振り返ると少し悲しくなります。
自分がコンプレックスだと分かっているところを叩かれるのは辛かったです。
当時の自分に言葉をかけられるとしたら、どのような言葉をかけたいですか?
聞こえないって馬鹿にされたら、嫌になって話さなくなるのではなく、少しでも大きな声出す努力しようねって言ってあげたいです。

Bさん(女性、悩んでいた時期:12歳ごろ)

かつてどのようなコンプレックスを持っていましたか?
声が小さくて引っ込み思案だったので、人前で話す事が出来なくてとても嫌でした。
その劣等感によって、実生活でどのような影響が出たか教えてください。
授業中に発言する機会があっても「聞こえません」とかささいないじめを受けていました。
どのようにして、その劣等感を克服しましたか? 考え方をどう変えたか、どうやって気持ちを整理したかなどを具体的に教えてください。
まず合唱部に入部して声をお腹から出す練習をしたり、明るい友達と仲良くなったりしました。
劣等感を払拭するのに役立った周囲のアドバイス(言われた内容)などがあれば教えてください。
クラスでも目立っていた女の子に、「もっと強くならんといけんよ」という一言がきっかけで前向きに考えるようになりました。
今となっては当時の劣等感をどのように考えていますか?
自分自身に自信が無かったので仕方なかったと思います。
当時の自分に言葉をかけられるとしたら、どのような言葉をかけたいですか?
自分をもっと好きになって、自分自身を信じろ!と言ってあげたいです。

Dさん(男性、悩んでいた時期:40代)

かつてどのようなコンプレックスを持っていましたか?
あまり広くない部屋の中で挨拶、話をするとき声が出ない、気が付くと無声音をはっしてしまっていることがあったのです。
その劣等感によって、実生活でどのような影響が出たか教えてください。
人に自分の考えを伝えることができなくて苦痛を感じておりました。
どのようにして、その劣等感を克服しましたか? 考え方をどう変えたか、どうやって気持ちを整理したかなどを具体的に教えてください。
そのような環境に置かれたときに、部屋の大きさ状況を考えずに大きな声をだすようにしました。一時 怒鳴るな言われた時もありましたが、現在ではコントロールができうまく挨拶、会話できます。
今となっては当時の劣等感をどのように考えていますか?
こんなつまらない劣等感でありましたが、克服すると、
話題が出てきたり、スペースにとけこめるようになったり以前の自身の気が付かなかった対人恐怖を克服した気がします。

Eさん(男性、悩んでいた時期:40歳ごろまで)

かつてどのようなコンプレックスを持っていましたか?
声が小さくて高い。そのため、堂々とした話し方をできないこと。
その劣等感によって、実生活でどのような影響が出たか教えてください。
当時、企画広報担当として働いていたため、各部署の各担当者とたくさんコミュニケーションをとって会話しなければならなかったり、私生活ではお店でものを注文する時に「え?何ですか?」と聞き返されることがよくありました。
どのようにして、その劣等感を克服しましたか? 考え方をどう変えたか、どうやって気持ちを整理したかなどを具体的に教えてください。
もともと、音楽を聴くのが好きだったので、定期的にひとりでカラオケに行って好きなだけ歌うようにしました。楽しいし、歌も上手くなることで自分に自信をつけるように。と考えたんです。

会社の飲み会などで、カラオケに行った時に明らかに周囲が「あんなに大きな声出るんだ!しかも上手」といった顔をされたり、言われたりして、自分も楽しくなり、良い循環が生まれた!と実感できました。

そういったことが良い機会になったと思います。徐々に大きな声ではきはきとコミュニケーションを取れるようになりました。自分がもともと、大きな声を出せることは知っていましたが、大事なことは、自信があるということに気づくことだったと思います。

劣等感を払拭するのに役立った本(書籍名)や周囲のアドバイス(言われた内容)などがあれば教えてください。
書籍は、しいていえば『イメージは具現化できる』です。
今となっては当時の劣等感をどのように考えていますか?
今となっては、声が小さい人と仕事をするときは、逆に「声が小さい!」と言いたくなうようになりました。
当時の自分に言葉をかけられるとしたら、どのような言葉をかけたいですか?
君が、悩んだ時間は、無駄ではないよ!

Gさん(女性、悩んでいた時期:10代半ば)

かつてどのようなコンプレックスを持っていましたか?
人と喋るのが苦手で、自信のなさから声も小さくなってしまいました。
その劣等感によって、実生活でどのような影響が出たか教えてください。
学校の発表では「もっと大きな声で」と先生に注意を受けたり、クラスメイトにも「暗いやつ」と悪い印象を持たれがちでした。
どのようにして、その劣等感を克服しましたか? 考え方をどう変えたか、どうやって気持ちを整理したかなどを具体的に教えてください。
人並みに喋ることができるようになろうと思い、会話や雑談に関する本を読んで勉強しました。会話ができるようになると自信もつき、大きな声でハキハキ喋れるようになりました。
劣等感を払拭するのに役立った本(書籍名)や周囲のアドバイス(言われた内容)などがあれば教えてください。
『忘れられない君のひと言 恋愛言語学講座 (中谷 彰宏)』です。
今となっては当時の劣等感をどのように考えていますか?
「自分は人よりできていない」と自覚したおかげで「勉強しよう」と思えたので、今となっては必要な劣等感だったのかなと感じています。さじを投げなくてよかったです。
当時の自分に言葉をかけられるとしたら、どのような言葉をかけたいですか?
その劣等感は努力のためのバネになってくれるから、安心してね。一段一段、少しずつだけど階段を上っていくように状況は良くなるから、投げ出さないでね。

無理に治さないで受け入れた人の体験談

また、声が小さいことを無理に治さず、自分の個性として受け入れたことで、コンプレックスを乗り越えた人もいます。
そういった人の体験談もいくつか紹介していきます。

Cさん(女性、悩んでいた時期:4歳から17歳ごろ)

かつてどのようなコンプレックスを持っていましたか?
声が小さいことです。自分に自信がないのと恥ずかしがり屋なので。
その劣等感によって、実生活でどのような影響が出たか教えてください。
授業中に音読で指名されると『きこえませーーん』とか言われてしまう。
でも自分では精一杯大きな声のつもりなのに。
それできこえませんといわれると、気がさらにちぢこまってしまって声はちいさくなってしまいました。
どのようにして、その劣等感を克服しましたか? 考え方をどう変えたか、どうやって気持ちを整理したかなどを具体的に教えてください。
まわりにご理解いただく
年々みんながおとなになったせいか受け入れてくれました。
わたし自身もおとなになって恥ずかしくなくなってきました。
でも声は小さいままですが、音読とかを指名されることも年々なくなりましたので。
あとは、声の小さい私が何か言おうとすると逆に周りがえ?なに?なに?となって静かに聞いてくれたりした。
劣等感を払拭するのに役立った周囲のアドバイス(言われた内容)などがあれば教えてください。
小さいときは直そうとする努力が大事なのだとおもっていたが、性格みたいなものは直すとしたら生きてきた倍の年数がかかるといっていたのをきいたので、あらがわないで受け入れようと思いました。
今となっては当時の劣等感をどのように考えていますか?
どうしようもなく恥ずかしくて仕方のない時期というのはあるもの。
何かのひょうしにふと治っていることもあるもの。
たしかに大きな声で発表できたらその場はやり過ごせたのかもしれないけど、どうしてもどうしてもそれができなかった、それが自分である。
頑張って大きな声で発表できたとしても、その後の人生になにか変化があったかというとそういうものでもないと思う。
当時の自分に言葉をかけられるとしたら、どのような言葉をかけたいですか?
聞こえませんと言われて、恥ずかしくて声がもっと小さくなってしまったし、
どうしてもどうしてもそれができなかったけど、そんな自分をいまはいとおしいと思う。

Fさん(男性、悩んでいた時期:35歳ごろまで)

かつてどのようなコンプレックスを持っていましたか?
声が小さい上に低く、発声を大きくしても、なかなか人に伝わらないことがありました。
その劣等感によって、実生活でどのような影響が出たか教えてください。
変わった声をしていたので、真似されて、心苦しかったです。
どのようにして、その劣等感を克服しましたか? 考え方をどう変えたか、どうやって気持ちを整理したかなどを具体的に教えてください。
話さなくても良い職場へ転職することにより、劣等感と感じなくなりました。
今となっては当時の劣等感をどのように考えていますか?
自分の生まれ持った性質だと考えています。
当時の自分に言葉をかけられるとしたら、どのような言葉をかけたいですか?
自分の声に自信を持とう。

まとめ:声が小さいのを改善するには

最後に、声が小さい悩みの克服体験談を踏まえ、「声の小ささを改善する方法」と「声の小ささをコンプレックスではなくポジティブな強みだと考えられる方法」をまとめます。

声の小さい原因とそれを改善する方法
  • 声を大きくするために、ボイトレに通ったり、一人カラオケなどで大きな声で歌う練習をしてみる。声をお腹から出すことを意識する
  • 声が小さい根本の原因は「自分自身に自信がないから」。少しずつ自己肯定感を上げることも重要で、そのために、自分が褒められたことなどを頻繁に思い出すことも大事
  • すんなり声が出せるように、会話術などの本も読んでみる
声の小ささを劣等感ではなく肯定的に捉える考え方・コツ
  • 周りに声が小さいことを受け入れてもらう。それが難しい環境なら、そういった環境に身を移す

以上が声が小さいことの原因と改善方法になります。
心の整理には時間がかかるかもしれませんが、少しでもお役に立てればうれしいです。

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