人間関係

【人間関係】「距離感が分からない」「周囲から浮く」経験者の克服法

  • 友達やクラスメートとの距離感がうまくつかめない
  • 友達と仲良くしようとするが、空気がうまく読めなかったり空回りしてしまう

人間関係上の距離感に関する劣等感を持っていて、日々つらい思いを抱きながら生活している人がいます。
一方で、かつて同じようなコンプレックスを持っていたが、それを完全に克服した人も存在します。

今回、クラウドソーシングサービスを活用して劣等感の克服体験談を1000件集めました。そのなかで、距離感に関する劣等感を克服したという体験談も多くありました。
ここではそれらを紹介していきます。

周囲との距離感に対する苦手克服体験談

Aさん(女性、悩んでいた時期:小学生~大学生)

かつてどのようなコンプレックスを持っていましたか?
友達に大切されたくて、必死になって輪の中心にいようとしたり、リーダーシップを取ろうとして空回りしていました。結果はうまくいかず距離を置かれたり陰口をたたかれて無視されたりしたので、自分はコミュニケーション力が無いのだと劣等感をいだいていました。 
その劣等感によって、実生活でどのような影響が出たか教えてください。
家に帰ってからも「こう言えば良かった」と後悔したり、「相手の態度が悪い」とイライラしたりして、心が休まる時がなかったです。常にカリカリイライラしていました。
どのようにして、その劣等感を克服しましたか? 考え方をどう変えたか、どうやって気持ちを整理したかなどを具体的に教えてください。
会社に勤めるようになって、お客様や同僚のために自分が手間や面倒を負ったり時間を使うことを惜しみませんでした。そうすることがお給料につながると思っていたので。動機は「お給料」という不純なものでしたが、徐々に周りからも一目置かれるようになりました。それで、無理にリーダーになろうとしなくていいんだ、と気づきましたねー。
子供が産まれてからは、幼稚園や学校のPTA・ボランティア活動を一生懸命やりました。それが「子どもの評価」につながると思っていたので。会社勤めの時の「お給料」と同じですね(笑)
ふと気づくと先生たちからは感謝されるし、同じようにボランティアに来ているママたちと気の合う楽しいグループが自然とできていました。
振り返ってみると「お給料」や「子供の評価」といったような報酬ありきで動いていたのかもしれませんが、結果的に居心地の良い環境に自分を置くことができたと大満足しています。
今となっては当時の劣等感をどのように考えていますか?
友達のグループをキープしておきたいという気持ちが必死すぎたのでしょうね。友達が自分の思い通りに動かないことにいちいちカリカリして、疲れる生き方だったろうなぁと思います。
当時の自分に言葉をかけられるとしたら、どのような言葉をかけたいですか?
友達関係をコントロールしようとしちゃダメだよ。
友達以外の価値観も持って! 何かに一生懸命打ち込んでいれば、それと同じ価値観の人と自然と一緒にいられる環境になるから。それが自分の一番居心地の良い空間だよ。

Bさん(女性、悩んでいた時期:13~17歳ごろ)

かつてどのようなコンプレックスを持っていましたか?
周りとの距離感や空気が読めなかったことです。特に中学校時代や高校生の時は苦労しました。
その劣等感によって、実生活でどのような影響が出たか教えてください。
まず友達を作ることに苦労しました。話すことは苦ではなかったのですか、逆に距離感を詰めすぎたり、お世辞や冗談がわからず離れていく人がとても多かったです。部活動でも上下関係に苦労して、先輩や後輩から陰口を叩かれることもしばしばでした。
そのことのストレスもあってか体調をよく崩していました。
どのようにして、その劣等感を克服しましたか? 考え方をどう変えたか、どうやって気持ちを整理したかなどを具体的に教えてください。
高校二年生になって、学校を転校しました。以前は校風がきっちりした学校だったのですが、思い切って自主性の強い校風の学校に、転校をしたら自由な校風が身にあっていて、自然と学校を楽しめるようになり、体調を崩すことも少なくなりました。環境を変えることは重要だと気づきました。今では普通に専門学生としてきちんと学校に通えています。
今となっては当時の劣等感をどのように考えていますか?
劣等感があったおかげで、私は多少辛いことがあっても「あの時ほどじゃないな」と笑い飛ばせて、次に向かう力を得ることができました。苦いけれど、成長するきっかけとなったいい経験です。
当時の自分に言葉をかけられるとしたら、どのような言葉をかけたいですか?
「よく頑張ったね、あなたの分まで一生懸命頑張っていくからね」
と伝えたいです。自分自身の劣等感に何年間も悩んで心も体もボロボロだったので、休ませてあげてその分まで今の私自身が頑張っていきます。

Cさん(男性、悩んでいた時期:20代前半)

かつてどのようなコンプレックスを持っていましたか?
外国生活が長かったため、日本における上位下達の文化になじめなかった。また、ことあるごとに帰国子女という目で見られて非常に嫌だった。
その劣等感によって、実生活でどのような影響が出たか教えてください。
必要以上に日本人と接することに億劫になった。
どのようにして、その劣等感を克服しましたか? 考え方をどう変えたか、どうやって気持ちを整理したかなどを具体的に教えてください。
帰国子女の自分をむしろ強みに変えるよう考え方を改めるようにした。
今となっては当時の劣等感をどのように考えていますか?
劣等感は実は自分の強みであったことが後年理解できた。
当時の自分に言葉をかけられるとしたら、どのような言葉をかけたいですか?
自分の本当の強みに着眼すべきであること。

Dさん(女性、悩んでいた時期:小学生~中学生)

かつてどのようなコンプレックスを持っていましたか?
クラスで人気のある子と仲良くなりたくて必死な自分がコンプレックスでした。休み時間も必ず自分から話しかけて必死でくっつこうとしていました。移動教室でも必ず無理に後ろからついて行っていました。
そういう子には大抵ほかに気の合う友達がいたので、「お呼びでない」とばかりに嫌がられることもあり、すごく傷ついたけど、それでも何とかして一緒にいなければといつもギラギラしていました。
むげに扱われているのに近づきたくて止められない自分がすごく嫌いでした。
その劣等感によって、実生活でどのような影響が出たか教えてください。
休み時間や放課後、長期休みには「あの子にくっつかなくちゃ!」といつも頭の中がそれでいっぱいでした。トイレに行きたくもないのに付き合ったり、趣味じゃないものを無理に買ったり、いつも頭の中がそれでいっぱいで、趣味や勉強、娯楽やリラックスをした記憶がありません。
どのようにして、その劣等感を克服しましたか? 考え方をどう変えたか、どうやって気持ちを整理したかなどを具体的に教えてください。
高校で塾に通った時に、自分と同じ点数帯の子と自然と仲良くなれたのっがきっかけです。「必死にならなくても自然と一緒にいられる友達だぁ…」と思いました。
その後も、大学へ進学しましたが、やはり自然と仲良くなるのは同じくらいの成績帯の子。見るテレビ番組や、興味を持つもの・美味しいと思うものが同じで…。無理しなくても自然と一緒にいられる友達が徐々に増えてきたことに、自分でも驚きました。
小中学校のころは、成績が良い子や運動神経抜群な子、いつも面白いことを言える子が人気があって、自分もそういう子と仲良くなりたくて必死だったのだと気づいたのです。それからは肩の力を抜いて人と付き合え、自分の好きなことを楽しめるようになりました。
劣等感を払拭するのに役立った周囲のアドバイス(言われた内容)などがあれば教えてください。
周囲からのアドバイスのようなもので、高校生の時に通っていた塾で自然と仲良くなった子に「私たち、気が合うね」と言われたことが転機になりました。
今となっては当時の劣等感をどのように考えていますか?
小さなコミュニティーの中で、「この人と仲良くできなかったら終わり」と思っていたのでしょう。価値観が「人気のある人と仲良しな自分」というところが一番だったのだと思います
当時の自分に言葉をかけられるとしたら、どのような言葉をかけたいですか?
その人気者の子だけがクラスメイトじゃないよー。他に気の合う子はいるよー。
一回、他の子をおうちに呼んで、一緒にアニメを見たりゲームをしてごらんよ。きっとその人気者じゃなくても楽しい時間をすごせるから。騙されたと思ってやってごらん。

まとめ:人間関係上の距離感を苦手克服するには

最後に、人間関係上の距離感の苦手意識克服の体験談を踏まえ、「克服する方法」をまとめます。

距離感の苦手意識を克服する方法・コツ
  • 距離感は狭めるものではなく自然に狭まるもの。無理に人気の友達と仲良くしようとするのではなく、気の合う人と話すようになって自然と仲良くなれることに気付く
  • 自然体の自分でいられる状態で話せる人とは自然と距離感を気にせず話せるようになる
  • 友達を自分の権威付けに考えるのはNG
  • 友達への過度の期待を持たない
  • 合わない人間ばかりの場合は、自分を取り巻く人間関係の環境を変えることも重要

以上が距離感の苦手意識克服の体験談と方法論になります。
心の整理には時間がかかるかもしれませんが、少しでもお役に立てればうれしいです。

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